今回は、ニコン限定のD5100についてですが、ピクチャーコントロールについて書いてみたいと思います。
恐らく、ニコン製ならこのピクチャーコントロールは共通なのではないでしょうか?
D5100にはピクチャーコントロールとしてスタンダード、ニュートラル、ビビッド、モノクローム、ポートレート、風景の6種類が用意されていて、それぞれの設定項目の値を変更してオリジナルの設定として保存し使用することも出来ます。
この設定は、実はRAW保存しておけば、後からViewNX2を使用して変更することも可能です。
例えば、モノクロームで撮影すると、当然JPEG画像は白黒写真になりますが、RAW保存しておけば、後でViewNX2上でピクチャーコントロールを別のにすると、ちゃんと色つきの画像になるのです。
要するに、RAWには影響を与えない設定項目ということになります。
何はともあれ、それぞれの設定で実際に撮影した画像を見てください。
撮影は18-55mmのレンズを使用し、絞り優先オート、ISO100、ホワイトバランス晴天、絞り7.1、焦点距離35mm、シャッタースピード1/80秒で撮影したものを、ViewNX2でそれぞれのピクチャーコントロールへ編集したものです。
それぞれ上からスタンダード、ニュートラル、ビビッド、モノクローム、ポートレート、風景です。
とまぁ、ここまでは普通にニコンのサイトでも説明があるのですが、面白いのが各調整項目についてなのです。
調整出来る項目は、輪郭調整、コントラスト、明るさ、色の濃さ(彩度)、色合い(色相)の5項目なのですが、モノクロームの場合、調色が変更されます。
何が面白いかというと、これらの各項目を各ピクチャーコントロールごとに見てみると、数値上で違いがあるのは輪郭強調だけなのです。
どうみてもビビッドでは彩度が上がっているのに、値はニュートラルとかと同じ"0"なのです。
実は、各ピクチャーコントロールごとの正確な値は、カメラのmenuからピクチャーコントロール設定の画面でグリッド表示するとグラフとして表示されるのです。
そこを見るとコントラストや彩度の値が見られるのです。
自分でオリジナルピクチャーコントロールを作成する場合、このグラフを見るとどの程度の効果が出るか想像できます。
各項目の設定値は、ベースとなるピクチャーコントロールからどの程度調整したかをあらわすものなのです。
次に、絞り優先オートの場合は設定した値になりますが、オートやシーンモード、エフェクトモードだと、それぞれに適したピクチャーコントロールが選択され、輪郭強調やコントラスト、色の濃さの設定がオートになることがあり、正確な値はわからなくなるのです。
撮影モードにしても各設定にしても、オートというのは便利ですが、その時その時で値が変わるため、安定した画像は得にくくなるような気がします。
いや、むしろ刻々と変わる状況に自動的に合わせてくれるので、オートの方が安定した画像になるんですかね?う~ん、わからなくなってきた・・・。
そうか!安定した画像を得るために、各値を調整するんですね!
でもまぁしょせん機械のすることなので、間違った設定になることもありますよね。
ホワイトバランスとかそうですもんね。
以上、結局何が言いたいのかわからない文章になってしまいましたがご勘弁を。
<m(_ _)m>
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