2013年7月5日金曜日

リモコン

 前回、インターバルタイマー撮影で庭に来る野鳥撮影について書きましたが、成功率や撮れる写真の出来は納得できるものではなかったので、今回は、次なる作戦を考え実践したことを書いていきたいと思います。

 まずはじめに、今回も前回同様三脚を使い撮影していきます。
 前回やったインターバルタイマー撮影では、野鳥が来てないときは無駄な撮影になり、野鳥が来ていても良いタイミングでシャッターが切れる訳ではありません。
 今の三脚を使う方法では、アングルが固定になってしまうのは仕方がないとして、せめてタイミングだけでも思い通りにならないかと思い、リモコンを使うことにしました。

 リモコンはニコン純正のML-L3ではなく、左図の互換品を購入しました。
 ニコンのリモコンにはML-L3以外にもWR-10シリーズも有りますが、価格や使用頻度などからML-L3にしようと考え、ML-L3はシャッターを切るだけの簡単機能しかないため、価格が純正品より格段に安い互換品で済ませてしまえ!ってことでこれにしました。

 ちなみに、WR-10シリーズはシャッター半押しや、Fnキーの操作が出来、赤外線ではなく無線送信なので送信可能距離が長く、障害物も邪魔にならないというのがあります。
 あと、チャンネルを3つの中から選択し、受信機とペアリングして使用するため、他人と干渉しないという利点も有ります。
 ML-L3はペアリングなど一切無いため、近くにリモコン待ちしている他人のニコンの対応カメラがあると、一斉に動作するという危険性も有ります。
 ただ、赤外線で送信可能範囲が狭いので、余程のことがない限り誤作動はないのかも?
 WR-10シリーズは頻繁にリモコンを使用し、複数のカメラを操作したい方には向いているのかも知れませんが、あまり使用しない人にとっては値段が高すぎますね・・・。

 さて、前置きはこのくらいにしておいて、実際に使用してみた感想ですが、まず、設定に戸惑いました。
 設定画面でレリーズモードをリモコンにするところまでは簡単なのですが、野鳥撮りなどでしばらく待つような場面では、一定時間で待ち受け状態が切れてしまうのです。最初気付かずに待っていて、いざ撮影!って時にシャッターが切れなかったです・・・。
 これは、メニューからリモコン待機時間を設定しなければならず、1分・5分・10分・15分の中から選択できるようになっています。

 さらに厄介なのが、設定したリモコン待機時間を過ぎると、自動的にレリーズモードがリモコンじゃなくなるため、時間内に野鳥が来なかった場合はまた設定し直さなければいけないという・・・。
 そこで、野鳥が来なくても、定期的にリモコンでシャッターを切って対処しました。
 なんか当初の無駄な撮影を無くすという趣旨に反する気もしますが、インターバルタイマー撮影よりは無駄が少ないと言うことで納得することにしました。
 リモコン待機状態だと電池の消耗が激しいということで、こういう仕様みたいです。

 以上のように、ようやくまともに撮影できるようになり、やっとこさ撮影した写真が下図です。
メジロ リモコン
焦点距離 55mm f/5.6 ISO 200 シャッタースピード 1/500秒
まぁ当然といえば当然なのですが、出来上がった写真は今までのものと比べて特に進歩無しです・・・。
 そこで次なる作戦、というか最終手段というか、定番中の定番の方法へ行き着く訳です。
 そう、望遠レンズを買う!です。次回は望遠レンズについて書きたいと思います。

 余談ですが、テレビなどでも使われている赤外線のリモコンは、 動作しているかどうか確認する方法として、携帯やスマホなどのカメラで確認することが出来ます。
 やり方は簡単で、カメラをライブビューモードにしてカメラに向かって送信すると、送信部分が光って見えるので、光ったら正常、光らなければ電池がないかリモコンの故障で、ボタンを押してないのに光っていたらどこか押したままの状態になっていると考えられます。
 携帯やスマホじゃなくても、CCDやCMOSセンサーを使用しているものなら、センサー越しに見ればどれでも可能です。

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