2016年6月12日日曜日

浮き草のサルビニア ククラータ

 今回はいよいよ浮き草三種セットの最後「サルビニア ククラータ」について書きたいと思います。
 最初に書いてしまいますが、越冬に失敗し全滅しました・・・。

 ククラータは他の浮き草二種に比べて育てるのが難しく、強光下でないとあの独特の巻き葉にならないのです。まずは購入して届いた時の様子を見てください。
サルビニア ククラータの届き立て

 この画像の真ん中がサルビニア ククラータです。見ての通り見事に葉が巻いています。巻いているというかほぼ立ってますよね!ククラータは寒さにも弱いということなので、保険のため株分けして家の中の水槽にも入れておきました。

 外の発泡スチロールビオではククラータは全然成長せず、結局枯れてしまいました・・・。4月の外はまだククラータにとっては寒かったみたいです。昼間は気温が上がるけど朝晩は冷えますからね。で、保険で株分けしておいた水槽のククラータですが、なんとか枯れることなく繁殖し始めました。その様子がコレです。
サルビニア ククラータの新葉

 水槽の照明はLEDの7wなので明らかに光量不足で、見ての通り全然葉は巻かず、平べったい普通の葉っぱになってしまいました。しかし、一度繁殖し始めると繁殖力は強く、あっという間に水面を覆うほどにまでなりました。
サルビニア ククラータの大繁殖

 見ての通り大繁殖はしたのですが、光量不足のため、ククラータの特徴である葉の巻きは全然無く、普通の浮き草状態です・・・。しかし、大繁殖し始めたため、そこから株分けし、庭の発泡スチロールビオとベランダの大きいプラケースへも投入しました。このときはすでに7月だったので、さすがに寒さはなく、枯れることはなかったです。

 その後、庭のビオではそこそこ葉は巻き、ベランダのはあまり葉は巻きませんでした。庭のビオでの様子がコレです。
サルビニア ククラータの増殖

 購入時のようにはいかないまでも、そこそこ葉は巻いてるでしょ?新芽の時は割と巻いているのですが、大きくなるにつれてどうしても葉が広がってしまいます。ちなみにククラータは真ん中のかたまりだけで、上と下に移っているのはオオサンショウモです。

 その後の越冬については、寒さには弱いのですが、どうせまた増えるだろうと、ひとかたまり程度だけ室内へ持って入り、色々訳あって水槽は片付けてしまったため、水を張ってアヌビアスとラムズホーンを入れただけの水鉢に浮かべるだけにしておきました。
 それから増えることはなかったのですが、とりあえず春まで葉の緑はキープしていたため、5月頃の暖かくなった頃を見計らい、ベランダのプラケースへ入れたのですが、増えることなく枯れてしまいました・・・。

 ということで、越冬に失敗し全滅したという話なのですが、越冬させるには、水槽にヒーターを入れて照明も当てて繁殖させ続けていないと難しいのかもしれませんね。今年はもう追加する予定は無いです。他の浮き草だけで十分水面を覆うほど繁殖しますからね。


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