2013年7月17日水曜日

クロスフィルター(クロススクリーン・スノークロス・サニークロス)

 今回は、クロスフィルターについて書いていきたいと思います。
 クロスフィルターといってもいくつかの種類があり、今回はクロススクリーン・スノークロス・サニークロスの三種類について書いていきたいと思います。

 まず、これらのフィルターについてですが、ショップを見るとクロススクリーン・スノークロス・サニークロスの三種類があり、それぞれ4本線・6本線・8本線になるらしいので、どれがいいのかわからないので、思い切って全部買っちゃいました!w Kenko製は高かった・・・。orz
クロスフィルター
焦点距離 40mm ISO 100 f/6.3 シャッタースピード 1.3秒
上の写真を見て気付いたかも知れませんが、フィルター径がすべて58mmです。
 持っている18-55mmと55-200mmはどちらも52mm径で、ニコンのDX用(APS-C)レンズはほぼすべてフィルター径が52mmなんです。
 では何故58mmなのかというと、今のD5100を買う前に持っていたFINEPIX HS10のフィルター径が58mmで、その時に買ったものだからです。
 と、どうでもいい話は置いといて、買い換える余裕も無いので、D5100ではステップアップリングを使用して使っていきます。

 今回もレンズは18-55mmを使用し、ISO100、f/6.3固定の三脚使用で撮影しました。
 被写体は格好いいイルミネーションとかが良いのですが、前述したとおりこのフィルターはHS10時代に買ったもので、そのカメラではクリスマスの時期にイルミネーションなどを撮影したのですが、掲載できないないほど出来がひどすぎるので、家に有るモデムで我慢してください・・・。m(_ _)m

 まずは4本線のクロススクリーンです。
クロススクリーン
焦点距離 55mm ISO 100 f/6.3 シャッタースピード 1.3秒
上の写真を見てわかるとおり、光が強いところにクロス状の光が描写されています。
 よく見ると左上のボルトの頭も光っています。
 このフィルターは円偏光フィルターと同様、フィルター前面が装着した状態でも回転するように出来ていて、光の線の向きを調整できるようになっています。
 光の線の角度を変えたものが下図です。
クロススクリーン2
焦点距離 55mm ISO 100 f/6.3 シャッタースピード 1.3秒
次に6本線のスノークロスです。
スノークロス
焦点距離 55mm ISO 100 f/6.3 シャッタースピード 1.6秒
そして最後に8本線のサニークロスです。
サニークロス
焦点距離 55mm ISO 100 f/6.3 シャッタースピード 1.3秒
以上のように、つまんないモデムの光を見てもらいましたが、光の線が多くなると意外と鬱陶しい感じになってきたりします。
 これはまだ光源が3つなのでそれ程でもないですが、光源の数が増えてくるともっと賑やかな感じになります。
 といっても、今回のように光をある程度大きく写した場合にそう感じるのであって、ちょっと離れた場所からクリスマスのイルミネーションのようなものを写すと光の線は短くなるので、それほど鬱陶しい感じにはならず、良い感じにキラキラ具合を撮影することが出来ます。
 鬱陶しいと良い感じの境界線は、色々試して見つけるしかないです・・・。
 良い写真が撮れたらアップしたいと思います。

 このクロスフィルターの構造ですが、レンズ表面に格子状の細い溝が彫ってあり、その溝にそって光が伸びるため、このような効果が得られるんだと思います。(自分的解釈)
 その為、写真を見てわかるかもですが、光の線が長くなると、線の途中が切れたようになります。
 これは線の交点で、別方向の何も無い光が混じるため、光が薄くなるんだと思います。(自分的解釈2)
 光源が小さく、光の線が短くなると途切れることなく綺麗に写るんだと思います。

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