2015年8月3日月曜日

Nikon AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8Gを買いました!(スペック編)

 Nikon AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8Gを買ったので、いろいろと書いていきたいと思います。。
 このレンズは写りが良いと定評があり、現在発売されているNikonFマウントMicroレンズの中で一番安く、APS-C専用で手ブレ補正が無いです。
 今回、比較するレンズとして、キットレンズにもなっている「AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II」と「SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM」を使用します。

 まずレンズのスペックについてですが、最短撮影距離が0.163m(16.3cm)とかなり短く、レンズが繰り出し式のため、被写体へレンズ先端2cmくらいまで近づいて撮影することが出来ます。
 フードを付けていると被写体へ接触寸前なのですが、フードは繰り出し部分ではなく、レンズボディーに取り付ける仕様のため、フード自体はフォーカスリングを回しても動きません。

 ちなみに、Nikon 18-55mmのフードは、ズームリングを回してもフォーカスリングを回しても動き、Sigma 17-70mmのフードは、ズームリングを回すと前後に動きますが、フォーカスリングを回した場合、フードは動きません。Nikon 18-55mmは、どちらのリングを回してもフード自体、前後にも動き、回転もします。Nikon 18-55mmは、フード自体がフォーカスリングの代わりになるんですけどね。
 さらに、Sigma 17-70mmだけ花形フードで、他は円形フードです。

比較したレンズ
左からSigma 17-70mm / Nikon 40mm / Nikon 18-55mm
f値について表記はf/2.8となっていますが、2.8に出来るのは被写体までの距離が∞の時だけで、それ以外は自動的に適正値に変更され、一定以上には開放出来ないようになっています。
 といっても、∞のすぐ下が0.4m(40cm)でf/3.0なので、それなりに近づかなければ2.8が使える感じです。でもまぁマクロレンズなので近づくことが多いですよね・・・。
 ちなみにキットレンズの18-55mmでは最短撮影距離が0.25m、SIGMA 17-70mmでは0.22mなので、0.4mがそれなりに近づいた状態だということがわかると思います。

 一番近づいた状態の0.163mの時の最小f値は4.2になります。こういった仕様は、恐らく被写界深度の関係で、これ以上開放すると被写界深度が0以下になるからなのではないかと思います。

 フィルターサイズは52mmで、キットレンズの18-55mmとか55-200mmと同じなので、減光フィルターやクロスフィルターなどを使い回すことが出来ます。

 最大撮影倍率はマクロレンズなので当然1倍(1:1とか等倍)です。
 ここで撮影倍率とは、撮影倍率には1:2とか1:3.9とかありますが、これはセンサーサイズに対する写る範囲の割合で、D5100だとセンサーサイズが23.6×15.6mmなので、23.6×15.6mmのものが画面一杯に写れば等倍になります。
 一方、1:2の場合は23.6×15.6mmのものが画面の0.5倍、1:4だと0.25倍に写ります。このとき、0.5倍とか0.25倍というのは長さのことなので、面積でいうと0.25倍、0.0625倍となり、結構小さく写ります。
 例えば1:2だと、センサーサイズの被写体が、画面を4分割した左上に写るだけになります。シグマなどの簡易マクロでも最大1:2くらいなので、いかにマクロレンズが大きく写せるかがわかると思います。

 次に、いつものAF速度についての動画です。

 スペック的な話はこれくらいにして、次回、実際に使ってみた感じや写してみた様子を、Nikon 18-55mmとSigma 17-70mmを使って比較しながら書いていこうと思います。

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