最初に予想していた結果にならなかったという、ちょっと疑問に思うことも出てきました。
前回までの記事で「NIKON AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR」と「Nikon AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G」のレンズとエクステンションチューブを使って撮影した様子を書きましたが、本来の目的であったSigma 70-300mmでのマクロ撮影について今回は書いていきたいと思います。
まずエクステンションチューブですが、今回のレンズは焦点距離が長いため、1・2・3のすべてを使い撮影していきます。すべてをセットしたときの様子が下図です。
Sigma 70-300mm チューブ 1+2+3 55mm |
撮影方法は今までと同じように、焦点距離を300mm、フォーカス位置を最短の0.95m、BR-6を使って少し絞り、レンズのモードをマクロモード、カメラのモードをMにして、三脚にマクロスライダーを取り付け、カメラ位置を動かすことによりピントを合わせていきます。
まずはエクステンションチューブを取り付けずに撮影した画像です。今回は、被写体との距離が長いため、撮影風景の画像は無しです。
Sigma 70-300mm レンズのみ |
次にエクステンションチューブをすべて取り付けたときの画像です。レンズのモードはマクロモードでフォーカス位置0.95mです。
Sigma 70-300mm 焦点距離 300mm チューブ 1+2+3 55mm |
このときの被写体とカメラの距離が約87cmだったので、レンズだけのときに比べて約8cm程度被写体に近づくことが出来たことになります。
と、ここまでは予想通りなのですが、ふと焦点距離を短くするとどうなるか?と思い、焦点距離を70mmにしたところ、被写体にかなり近づくことができ、文字の大きさもほぼ等倍になるという結果が・・・。その時の画像が下図です。
と、ここまでは予想通りなのですが、ふと焦点距離を短くするとどうなるか?と思い、焦点距離を70mmにしたところ、被写体にかなり近づくことができ、文字の大きさもほぼ等倍になるという結果が・・・。その時の画像が下図です。
Sigma 70-300mm 焦点距離 70mm チューブ 1+2+3 55mm |
予想では300mmのマクロモードより文字が小さく写ると思っていたのですが、ほとんど変わらないという結果に驚きました。そこで、焦点距離300mm、ノーマルモードでフォーカス位置1.5mで撮影してみました。
Sigma 70-300mm 焦点距離 300mm チューブ 1+2+3 ノーマルモード |
以上の結果から、撮影出来る文字の大きさは、レンズの焦点距離よりフォーカス位置、被写体との距離の影響が大きいということだと思います。何故そうなるのかは光学に詳しくないのでわかりません・・・。
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