アオウキクサは田んぼなんかに浮いている小さな浮き草で、付いていたのは一株だけなので、凄く小さかったです。葉っぱ一枚が2mmくらいのが三枚だけですからね。そのときの画像がコレです。
最初は存在自体に気付かず、一週間くらい経ってから「何か緑のものが浮いている」程度でした。それからしばらくすると分裂し始めたらしく、そのときようやく写真を撮ったものが上図なのです。
今まで書いてきた浮き草は、ホテイ草を含めて、すべてランナーを伸ばしてその先に子株を作って増殖するタイプばかりだったのですが、このアオウキクサは分裂して増えていくタイプのようです。気付いたら増えているって感じでした。
このアオウキクサの見た目は葉が小さいですが、意外と根は長く、最初、髪の毛か何かが沈んでいるのかと思いました。そこでゴミだと思い取ろうとしたら、このアオウキクサの根だったのです。
アオウキクサに限らないのですが、浮き草全般で意外と根は長いです。オオサンショウモはそれ程伸びないですが、ドワーフフロッグビットはドンドン伸びていき、底の土などに潜り込んでいたりします。間引くときに取り出すと、睡蓮の土が根にくっついていることも多いです。
それはともかく、今現在のアオウキクサの様子がコレです。
日当たりがあまり良くないからか、水温がそれ程上がってないからなのか、それ程増殖はしてないのですが、じわじわと確実に増えてきています。メダカの稚魚も写り込んでいます。表面に浮いているのは稚魚用のエサです。これから暑くなると倍々で爆殖するんでしょうけどね。
以上、これでもう浮き草についてはすべて書き尽くしました!w
ちなみに、浮き草は水を浄化する能力があるといわれていますが、最近の研究では、浮き草自体に水の浄化能力があるのではなく、浮き草の根にバクテリアが住み着き、そのバクテリアが水を浄化するという研究発表がありました。
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