2016年6月17日金曜日

睡蓮鉢のオーバーフロー対策

 庭に睡蓮鉢があって最近メダカの稚魚を放流したことを書きましたが、書く順番が逆ですが、メダカの稚魚がゲリラ豪雨などで睡蓮鉢の外へ流されないように、オーバーフロー対策したことについて書きたいと思います。オーバーフロー対策が完成したのでメダカの稚魚を放流したんですけどね。
 まず最初に、この記事はオーバーフロー対策をしたあと写真を撮ったりしたため、ちょっとわかりにくい点があるかもしれませんがご了承ください。要するに手抜きです・・・。

 それではまず、完成した様子をご覧下さい。
オーバーフロー対策完成図

 「え?どこにあるの?」と思うかもしれませんが、周りの草に同化している緑のホースがそうです。さすがにこれだけではわからないと思うので、詳しく説明していきます。

 「睡蓮鉢 オーバーフロー対策」で検索すれば沢山色んな対策方法が出てきますが、私がやったのはシンプルで、手間なしで材料を揃えるだけの簡単な方法です。凄い人は睡蓮鉢に穴を開けてとか、原理は一緒でも大がかりな装置を作ってる人も居ます。

 まず用意するのは、ホースと稚魚や稚エビ吸い込み防止用のスポンジ、あとは適当にホースを固定するための棒など、以上です!

 検索して出てくるものの中には、水槽用のエアホースを使うものが結構あるのですが、それだとホースが細すぎて、通常の雨程度ならしのげるでしょうが、近年多発しているゲリラ豪雨には耐えられる気がしませんでした。ゲリラ豪雨はごく短時間でバケツ一杯に水が溜まる程一気に大量に降りますからね。

 そこで目を付けたのが太めのホースで、私の場合は水槽の外部フィルターで使っていたエーハイムの9/12mmホースを使いました。このホースはホームセンターなどで売っている、普通の水道用のホースでも大丈夫だと思います。ただ、折れ曲がりにくいものを選ぶか、折れ曲がりにくい工夫をする必要は有ると思います。

 稚魚や稚エビの吸い込み防止用のスポンジは、水槽のフィルター用スポンジを使い、ホースに合いそうな大きさで、稚魚や稚エビが通り抜けない目の粗さのものを選びます。

 材料を用意したら、まず、ホースの睡蓮鉢に入れる方にスポンジを差し込み、隙間から稚魚や稚エビが入り込まないようにタイラップでスポンジの上を結びます。
吸い込み防止のスポンジ

 わかりにくいと思いますが、これも手抜きの写真で、完全に水中からホースを出してしまうと、もう一度水を吸わなければいけなくなるため、こんな中途半端な写真になってます・・・。

 次にホースを睡蓮鉢に入れた吸い込み口より低い位置を通るようにホースを取り回し、水の排出口を調整したい水位になるように高さを調節し、棒などへタイラップなどを使って固定します。
オーバーフロー対策の排出口

 これまたシンプルです!園芸用の折り曲げ可能な支柱を半円状にして地面に差し、そこへホースをタイラップで固定しただけです!この園芸用支柱はダイソーなどの百均にもありますし、適当な棒や風などで飛ばないような高さのあるものなど、ホースを固定出来ればなんでもいいです。この場所へ移動する前は、近くに生えてるロウバイの木に固定してました。

 あとは排出口から水を吸えば、サイフォンの原理で水が排出され、排出口の高さで睡蓮鉢の水位も調整されます。排出口から水を吸うのは口で吸っても良いですが、私は水槽用の大型スポイトを使用して吸い出しました。
 コツとしては、口で吸う場合は一気に一瞬だけ吸えば、あとは勢いで出てきます。長く吸うと水も吸うことになるので注意してください。水位の調整は、最初高めに設定しておき、様子を見ながら低くすると好みの高さに調整しやすいです。

 以上、この方法はシンプルで簡単なのですが、見た目を気にする人にはお勧め出来ません。私は置いている場所が庭の隅っこで、まわりも草だらけなので特に気になりません。ホースや支柱が緑で目立ちにくいってのもありますが・・・。見た目を気にする人は、色々ここから改良してみてください。排出口を睡蓮鉢に付けるとか、ホースの取り回しを工夫するとか、改良の余地は十分にあります。

 ちなみに、このオーバーフロー対策設置後、ゲリラ豪雨がありましたがきちんと機能してました。さらに、水替えなどで水を抜くときにもこのホースから抜けるため便利です。睡蓮鉢を移動する際、このホースから水を抜きました。


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