Kenkoのテレコンを装着しての撮影についても書いていきます。
このレンズは品名に"MACRO"と入っているように、最短撮影距離が22cmという近接撮影が出来るようになっています。
この最短撮影距離というのは、レンズの先端からではなく、カメラ本体のΦマークからの距離なので、レンズの長さが一番長いテレ端で12cmあることを考えると、レンズの先端からは10cm未満の距離の被写体にピントが合うということです。
フードを付けるとより長く感じるので、ほぼ目の前って感じがします。
マクロレンズのように1:1の撮影は出来ませんが、1:2.8なので、通常の撮影においてはそれ程困ることもないと思います。
マクロ撮影した画像が以下になります。
室内で撮影したため、暗いのでLED照明を当てて撮影しています。
焦点距離 70mm ISO 100 f/5 シャッタースピード 1/4秒 |
最初ダンボーで撮影していたのですが、フードが当たってしまうため、急遽このガラスの小物にしました。
この画像を撮影しているときの状況が以下になります。
撮影状況 フード有 |
撮影状況 フード無 |
フードがないとレンズ先端からの距離がよくわかると思います。
フードを付けると被写体にすごく近く感じませんか?
フードが被写体に被さっているような状態です。
次に、Kenkoの1.4倍のテレコン「1.4x TELEPLUS MC4 DGX」を装着しての撮影状況です。
撮影状況 Kenkoテレコン |
ほぼ限界の近さですね!w
このとき、撮影した画像が以下です。
焦点距離 100mm ISO 100 f/5.6 シャッタースピード 1秒 |
テレコンを装着すると、F値がf/2.8-4.0からf/4.0-5.6になり、やはり暗くなり、ほぼnikon 18-55mmと同じになりますね。
その為、室内での撮影には照明が必須になってきました。
以上のように、このレンズならクローズアップレンズが必要無いくらい近接撮影が出来そうです。
テレコンを使うと焦点距離が24-100mmになり、明るさもnikon 18-55mm程度でおさまるため、この二つがあると普段の撮影には困ることがなさそうです。
ちなみに、焦点距離は"17x1.4=23.8"でワイド側が24mmになるのはわかるのですが、テレ側が"70x1.4=98"なのに、Exif表示が100mmになるのがちょっと謎です。
今回撮影してExifを見ていると、手ブレ補正OSを切っていたにもかかわらず、何故か常にONになっていました。
スイッチをどっちにしていても常にONになるし、テレコンを使っていてもONなります。
この個体が不良品なのか、D5100との相性なのかわかりませんが、とりあえず、手ブレ補正はきちんとスイッチで切り替わっているのは確認できたので、記録面でのみの不具合みたいです。
次回はこのレンズでの動画撮影について書いていきたいと思います。
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